庭蝉

ブログ記事一覧

庭蝉のブログです。日々の作庭活動などを報告します。

鯉魚

2012/05/ 5

 (数少ない)庭蝉ウェブ愛好家のみなさま。。。(笑)

         そろそろお気づきになりましたか。。。?

 トップページの「庭蝉」のロゴの色が、2ヶ月ごとに変わっているのです
 これは庭蝉はいつも一緒ではないということのメタファーを含んでいます


 幼なじみデザイナー「沼ちゃん」のプログラミングには感謝なわけですが
 イメージだけ伝えてあの配色のバランスができたことには恐れ入りました


 さて先月までは何色だったでしょうか。。?リニューアル当初は。。??
 むふふふ。。。。また7月が楽しみじゃ。。


            この色たちは私が思うその季節の色です
            人によりそれは違っていて良いと思います
            またはその逆もあり、この色を見て何を
            イメージするかは人により様々なのです


              風薫る5月
               それはフジやバラ、ボタンの香りか
               または雨上がりの草の水滴の匂いか

                 そんな風を色で伝えたいのです

                 「樹上鯉魚開口笑」 
             じゅじょうのりぎょくちをあけてわらう

                 色多き5月、みなさんの思い描く鯉のぼりの色は何色でしたか?


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植木屋の春は渓流にいくのだ

2012/04/27


   春眠暁を覚えず。。。zzzzzzzzzz

   いやいや、ちゃんと仕事してますよ(^^

 気持ちの良い季節になりました、皆様はいかがおすごしでしょうか
 私は変わらずフワフワと庭に行き、作業し、暗くなり帰り、寝る、、、という幸せな春の毎日を過ごしております
 暑からず寒からず、まさに庭仕事のゴールデンシーズン!!

 雑草 生えてきてますよー
 虫 出てきてますよー
 今のうちに対処しておきましょう

 そしてあなたが刈ったその雑草は何と言う名前でしょうか
 その虫はなんという虫でしょうか。。。
 所詮は人が付けた名前ですが、知れば少し親近感が湧くものです
 生きるために必死だったその小さな生き物たちの犠牲の上に私たちの生活があることを意識していますか?

 なんて。。

 先日、久々に親方と二人で伊豆に行きました。
 私のいう「親方」とは大宏園の大島裕ただひとりでして、この方から教えていただいたことは庭つくりに留まらず、、というより庭つくりよりも人生の楽しみ方のようなものを教えていただきました。技術、知識、体力、すべて未熟な状態で独立した私は時々親方との会話で自分の心の答え合わせをするようなところがあります。今回は釣り、山のこと。そこから人生や社会のことへ繋がっていくのです。。。まるで禅問答。しかし春のこの一週間限定の山の景色は最高です。樹種により新芽の色が違うので、コナラのアイボリー、クヌギの黄、シデの赤、ヤマザクラのピンク、、、この美しい伊豆の山々を親方は一言「たおやか」という言葉で表現していました。P1011296.JPG


   頭の中もすっかり春です

   冬に練り込んだ感性が花を開くようにはじけて身体がうずうずします

   これから暑い夏にかけて

   身体が一番大事ですので、食事をきちんと考え眠い時に寝るのです

                       でも今年はブログや施工例更新はちゃんとやる予定〜
                                      

 

 

大宏園特製「アマゴのから揚げをユズと胡椒にて」
春のいのちを感じると涙が出るほどオイシいのだ
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これはこれで。。

2012/04/ 9

 中島のライトアップです

 数百年の植木屋の芸術の積み重ねで管理の行き届いた木々は自然とは少し違った美しさを感じます。

 でも少しやり過ぎな気がしてしまう
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夜桜云々

2012/04/ 7

 六義園のライトアップされたサクラ

 ものすごい光量のライトが何台もめぐらされていて少し幻滅しましたが
 テーマパーク的な考えでしたら自然を愛でる機会が増えて良いのかもしれません
 耳をすませばヒーリングミュージックまで流れている。。。。。

 少し私にはコテコテして違和感を覚えました

 茶道の道具で棗(なつめ)という抹茶の粉末を入れる容器があります

 この時期、薄暗い小間席で棗を拝見する。普通の黒漆の真塗りかなと
 思うとご亭主が「銘は『夜桜』と申します」。よく見ると微かに桜が
 描かれているのがわかる。というエピソードを聞いたことがあります


    そうです
   夜桜というのは微かに見えるくらいが美しいのだと思います
   先人たちのそういった美意識を覆したライトアップの六義園
   「宇宙を感じるー」なんて言ってたお客もいましたが。。。


 二枚目の写真は、そんなライトアップされ煌々としていたサクラをわざと暗〜く撮影したものです

        夜桜は月明かりのもと
        幽玄なくらい
        少し怖いくらいがいい

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サクラをお届け

2012/04/ 6

  いよいよ春本番
  サクラが開花して都内の名所も賑わっています

  みなさまは今年お花見のご予定ございますか?
  昨年はみなさん自粛されてることが多かったので今年のサクラでは感慨に耽りました


 数日にわたる暴風域内の関東でしたが昨日夕方、風がピタッと止みました。凪の時間。。
 シメタ!!!と足を運んだのは六義園です。しだれ桜の巨木が有名な元大名庭園です。
 しかしこれほどまでに満開のタイミングに行けるのはラッキーでした。


 と、いうことで。。。。。

 今日から数日間、六義園の桜や春の景色を庭蝉目線でお届けしていこうかと思います。

 とりあえずはまだ明るい時間帯のしだれ桜ですP1011161.JPG

アツササムサモ

2012/03/18

     たとえばひとつの家に3メートル以上の木を3本植えたとする

     それを私の年間にして10件の造園工事にあてはめると30本

     私の造園人生が長くて最大でもあと50年とイメージした時に

     いったいどれだけの木を植えられるのだろうかと考えてしまう

     全国各地に散らばる庭蝉の布石がもし一カ所に集められた時

     それはひとつの「森」になるのだろうか しかし伊豆の森の中を

     歩いていると 実に万の単位での木々とすれ違ってしまうのだ

                      そんなことを考えながら つい早足になってしまう

                      ゆっくり確実にいきたい自分 と 焦り急かす自分

                      彼岸の雨は確実に木々の花芽を膨らませています

          


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富士の雨はアッタカイのだ

2012/03/ 9


  千葉に戻ると

  時間はあっという間に過ぎていく気がします

  
  無事に??静岡の工事を終えました(少し残った植栽や残工事は4月に完成予定)。最後の数日は雨雨雨、、思えば着工日も雨でした。。。今年の冬はよく降りましたねー。

 知り合いにニュージーランドの先住民族マオリの人がいまして、、
 京都でマオリ野菜を栽培しているようです。その人が言った言葉を思い出しました。

   私が故郷に帰ると必ず雨が降る
   それはイヤな雨ではなく先祖の涙
   先祖が嬉しくて泣いているのだ
   また故郷を離れるときにも降る
   しばらくの別れを悲しんでいるのだ
   だから私はまた故郷にかえるのだ

 富士の湧き水が濤々と流れる静岡県富士市
 降る雨もまた富士の恵みにさえ感じた暖かい雨でした。
 マオリ族の自然観は日本の神道によく似ています。

 自然界の自然な現象を受け入れて有り難く楽しむって感じでしょうか
 宗教とか思想とか言ったらそれまでだけど
 心が自由になれる気がします
 無宗教な庭蝉にもそれはわかるんです


 

                 だからあの二本のヤマボウシが芽吹く頃また富士の麓に帰ろう


 ま、とりあえずは、
 うちの犬も帰ってから家でよく寝ています。ホッとしているようです。
 私はまず確定申告を済ませてから次の現場が始まります。


 おしらせ

 3月10日に発売される「Garden Living vol.2」MUSASI BOOKS に
 東京都世田谷区T邸と千葉市 I 邸が掲載されます


 撮影させていただいたT様、I 様、大変にありがとうございました
 またエフジー武蔵の撮影スタッフの皆様お忙しい中お世話になりました
 庭蝉施工の庭で初の雑誌取材、大変光栄におもいます  西田
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感謝の先に

2012/02/ 4

 大寒波も少し和らぎ、今日はおだやかでしたね
 お風邪などひいていませんか?北陸のみなさんは雪、、注意ですね。。
 そして千葉市郊外の生産者に行くとスギが早くも赤く。。。ムズむずムズ。。

 

 明日から静岡で造園をしてきます。

 プライバシーの事もありまして普段ブログではお施主様のお話は控えているのですが、今回のお施主様との経緯について少し書かせてください。(Y様、勝手に書いてすみません)

 2年前の12月に自身の庭への思いが維持できずに仕事を辞めよう、という記事を書きました。その直後に私に一通のメールが届いたのです。Y様からでした。いつか庭蝉に造園依頼をしようと思い、遠い静岡の地から私のウェブ施工例やブログを見ていてくださったのです。辛かった当時、会ったこともない方からこれほど必要にされていたのか、と思うと心の底から元気が湧いてきました。また当時、他のお施主様にもたくさんの激励の言葉やメールをいただいたりしました。その節は本当にありがとうございました。

 
 庭蝉の感謝の気持ちは庭づくりでのみ表現したい

 そこらへんはできるだけ簡単な構造にしておきたいのです


 

 ではいってきます!感謝のさきに

                           富士山みえるかな。。
                           ブログは一ヶ月休業〜
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リニューアル NIWASEMI WEB

2012/01/30

 いよいよホームページが心機一転のリニューアルをいたしました
 制作中も楽しくワクワクしながらの日々でした

 作者は沼澤和重氏
 幼なじみです

 はずかしながら
 庭蝉には皆さんをお招きできるお庭がありませんでした
 過去作った私の施工例は全てお施主様のお庭です


 そう言ってしまうと、なんかさみしいですけどね。。。

 今回のホームページはそんな私の思いを形にしてもらいました。超アナログ人の私にもページのアップが簡単にできるようにしてもらい毎日の季節の変化や新鮮な気持ちをお届けできるようになりました。おそらく相当大変だっただろうと思います。

話は変わりますが、例えば外国に「日本の庭」を作るとすれば、そこには日本の究極がなければいけないと思います。私がもし日本で「英国の庭」を表現するとしたら私自身が英国の究極を知っているべきです。また、「自転車の庭」というタイトルで庭を作るとしたら自転車の究極を表現したい。それが「椅子の庭」であれば主役は椅子でしょうか、または椅子からの景色でしょうか。仮に「座る」という行為に絞られるのであればそれは「椅子の庭」ではなく「座の庭」になるな、とか。。「○○の庭」となった場合の○○には世界中のあらゆる単語が入ると思うのです。「ラーメンの庭」とか「猫の庭」とか。。そしてそこには○○の究極があって欲しいのです。そういったことを考えながら日々「○○邸のお庭」を造園しています。

         ま〜まわりくどい例えになってしまいましたが。。。

                              このウェブは紛れもなく
 
                                 「庭蝉の庭」

                              茶の一服も出せませんが

                              いつでもお越しください

                           


 ぬまちゃんありがとう!!!おつかれさま
P1011041.JPG                            

芽吹きあうとき

2012/01/18


 千利休の侘び寂びを象徴する一句

  「花をのみ 待つらん人に 山里の 雪間の草の 春をみせばや」

でしたっけ??ウル覚えです。。。


  もうすぐ大寒 いかがおすごしでしょう
  サムイ?あたりまえです今は冬ですよー
  とはいえカゼなど引きませんよう。。。


 先日、久々に私から連絡を取り、ある植木屋と酒を交わしました。ヤマグチ君といいます。植木屋が会うと庭の話しかしません。。彼とは20代の頃に庭仕事の現場で何度かご一緒してお互いに切磋琢磨してきた仲です。話が尽きず結局終電まで。。。お互い忙しい最中のようでしたが、つかの間の貴重な時間をありがとう。また近いうちに今度はちゃんとした打ち合わせを。。。

  20代半ばで独立した庭蝉は
  ひとりで黙々と仕事をこなし成長してきました

  でも心の中では決して独りではなかったのです
  世界中で頑張っている同年代の人たちを見えないライバルにしていました
  30過ぎたら彼らはどんどん芽吹き日の目を見る


      その時
      一歩でも出遅れていたら悔しいから

             水面下にいる今 
             全力で修行してなくちゃいけないと思っていました


             たぶんみんなそうだったんだ


             ヤマグチ君と話しているとそんなことが過りました

 今年はひとつ

 山口庭園with庭蝉

 の庭をつくりたい


 
 こういうのって無性にワクワクしちゃうな=
 



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