庭蝉

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リード文

良いお年を

2013/12/30

  なんとか今年の作業に区切りをつけて正月を迎えようとしています

  皆様 今年も一年たいへんにお世話になりました

  庭蝉にとって今年はアクセルをフルスロットルまで踏めた様な一年でした

  昨年末に匂わせていた2013年の目標を達成し進化する事ができました

  しかしひとつの壁を越えてみるとその先にはより大きな壁が見えてきます

  その先は越えてみないと分からない でもまたその先の景色を仰ぎたくて

  無中になって仕事ができることに感謝しております


     剪定や造園を含めた庭作りを生きる技とすれば
     神社祭祀や禅の修行を身体の神秘への感謝とし
     茶の湯の面白さが私にとっては遊び心なのです


 ようやく心技体がそろい
 各々が鮮明な色をまとい
 光となって合わさるとき


 息をのむほどの真っ白な光が生まれるのではないか
 と、光の三原色に例えて言ってみました。。


 皆様どうか来年も変わらずのご愛顧のほど よろしくお願い申し上げます
 年明けは1月14日から全力でまた各地のお庭に関わらせていただきます
 本当に一年ありがとうございました


                       庭蝉 西田金太郎

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年越しの大祓い 茅の輪くぐりで楽しく一年の厄祓いを
↑↑↑
なんか営業臭いですね。。。(笑


冬至 樹上の妄想 日が短いから早くやれの巻

2013/12/22

                 少し書き込みが空いてしまいました

                 挨拶代わりに寒い寒いと言いつつも

                 昼休みには日向の芝に大の字で昼寝

                   まだ冬は始まったばかり、

                  小春日和も楽しめる季節です。

                    そして今日は冬至

                お客様にいただいたユズが大変有り難く


 あいかわらずの年末剪定に各地お客様の庭を廻っているわけですが、毎年毎年たくさんの発見、気づきがあります。去年の自分が出したパスをどう受けるか。また、去年の自分がイメージしたものより変化をつけて方向性を変えて行こう、とか。お客様との相談の上で庭木は年々進化していきます。そして正直な話、私自身の剪定技術にも浮き沈みがあります。。。もっと良くしてやれたはずなのに、という時もタマにはあります(恥。。。)しかし毎年同じ樹木に登っているとそんな失敗はほとんど無くなってくる。これは私がその樹を理解できてきたと思うのと同時に、その樹が私に慣れてくれたとも思う。樹齢の経った大樹には、象の足を撫でるように幹を触ります。良い枝を伸ばしてくれた。。。ありがとうって。

                      そんな時

                    樹が私を感じている

                    あ、知ってるヒトだ

                   枝切られるから痛いけど

                   このヒトはイイヒトだ


 なんて具合に感じてくれている気がすると、休憩中も樹の上で居てみたりする。
 
 猫や犬と同じ様に、私の内面をこの樹々は感じている。受け入れている。
 「何が」「何を」というものは無いけどただ、うん、と頷きたくなる肯定がそこにはあるのだ。


  神道の基本理念は「浄明正直」だという
 「きよく あかく ただしく なおく」だそうです
  ただそれだけ、誰にでもできることです
  シンプルでそして自由です

  きよく あかく なおく
  これは「自然」であること
  それは動植物の意思に近いと思うのです
  それに人間としてのモラル「ただしく」が加えられている

 樹の上で、ふとそんなことが廻った。
 夕日がもうすぐ沈む。これをただ、うん、と頷けるかどうか。
 どうも植木屋の修行は神職の修行でもありそうだ。
 

 樹上の妄想さらに続く。。。
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脱 印象派

2013/11/30

    今年は「冬」を理解するのに時間がかかりました

    晩秋である、ということはもう既に冬なんですね

    朝の犬の散歩は暗いうちに済ませます

    近くの公園は夜露でしっとり冷たい風が吹いています


 年末に掛けて道路が混んできています。。。千葉市郊外に住んでいる私はかなり早く出発しないといけませんが、朝の散歩はできるだけゆとりを持って行きたいところです。今日で11月も終わり怒濤の一年も残り一ヶ月になりましたが、皆さんもそろそろ忘年会のご予定が重なる時期なのではないでしょうか?なぜか気忙しい12月、張り切っていきましょう!


      。。。。。


 と、言いつつも。。。おしまいに向かうこの空気感がなんとも居心地が良いと感じます。植木屋は年末、各お客様の庭木の剪定、掃除周りなのです。朝8時には到着し1日〜2日の作業で庭をキレイにする。良い枝を残しその木が持っている本来の美しさを表に出してあげる。毎年のことですが、去年より今年、そして来年と、美しくする事に生き甲斐を感じる。完全に暗くなった夕方6時には家に帰れることが多い。ビールがうまい。9時にはもう眠い。。

                     だから良い季節なんですかね 淡々としていて


 先日フラッと千葉市郊外にあるホキ美術館に行ってきました。

この美術館は「写実主義」絵画を集めた美術館で以前から気になっていたところでした。写実主義絵画とは実物をリアルに表現する絵画で印象派や抽象画に対する反発で生まれたと言われています。中でもスゴいのが「超写実主義」スーパーリアリズムと言われる絵画。本物より本物に見える細かい描写には本当に感動します。是非行ってみてください。

    現代の庭つくりはどちらかといえば「印象派」に近いものがある

    本物らしくしながら簡略化した表現が必要ですから。また抽象的、幾何学的な庭も多い

    絵画の歴史と庭の歴史は通ずるところがあると思う

    中世は宗教画的、近代は印象派的、風俗画的な流れを汲んでいる気がする

                   では庭でもそろそろ

                  自然回帰の思想を求めて

                 どこか超写実主義的な感覚が

                  戻ってきても良いと思う


                 自然界そのものを楽しむ感覚

               それを庭では「超写実」と言えるのでは


 剪定に関して言えばただ切るのではなく、切った様に見えないくらい自然な枝ぶりにリアリズムを感じる。

 造園に関して言えば地形や構造物の配置、そこに種が飛んできて自然に樹が成長したような。

 最近あまり耳にしない「ビオトープ」は惜しかったのかもしれない。改めて見直す必要がある。

 あるとき、谷を流れる沢に石が転がってきてそこに止まる。川水がぶつかり石の下をえぐりながら方向を変え下る。石が流速を緩め、その石の影に魚がひそむ。また、沢の光を得るために伸ばした枝葉から虫や種が落ち、水面に飲まれる。虫は見事に魚に喰われ、種は石の間に留まり発芽する。枯れ葉は風に託し、また沢に任せ留まるべきところにとまる。。。。

        そんな永遠に続く活きた空気感が伝えられるような植木屋になりたいな〜と思いました


 千葉の樹木はまだまだ晩秋の空気を漂わせていて
 蘇我の鎮守の森は今年一番の賑わいをみせている
 これをどう写実にしていけるかっていう事なんだ
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意思表示

2013/11/ 8


  朝晩はだいぶ冷えてきました
  造園工事があと2件現在進行中ですが、年末の剪定作業も週2〜3日ほどこなしています。


  今年の樹木は例年に比べよく伸びました。台風と気温の関係でしょうか、植物にとっては発育に良い環境だったのでしょう。世間やニュースでは災害や異常気象が取り上げられる事が多かった今年、それでも変わらず樹木たちは時に枯れ、または力強く伸び、風に吹かれ葉を落とし、持ってる力でまた芽を吹かす。その経過を毎年観察しながらの年末剪定がなんとも好きです。不思議と去年の景色も覚えているもので、あっという間の一年を感じながら、風や猿のように木の上にいるわけです。


 こんな話を聞きました。

 本来、動植物はある程度のコミュニケーション能力を持っていて、それは人間の世界で言うところのテレパシー、いや実際はもっと全然深い表現方法があるのかもしれませんが、それらの能力でお互いが感じ合っているという。しかし私たち人間は「言葉」を使うことによりある程度以上のコミュニケーションができた事によってそれらの能力で表現する事も汲取ることも退化してできなくなってしまったそうです。

 また、当然ということにもなりますが、彼ら動植物にも「意思」があります。私たち人間にもそれはありますが、決定的に違うのは「否定形の表現がない」のだそうです。例えば「わたしは風邪を引かない」ではなく「わたしは元気である」といった具合に。しかしここで大事なのはこの提言もまた私が書いた「言葉」での例えになっていて、実際には枝の成長だったりシッポの動きだったり、細かい部分でそれを表現しているわけです。


    と、、、いう例え話です。(笑)


 ものすごいクリアな世界だと思いました

 木に登る作業で最近身体が重くなった気がしています。え?太った?
ダイエットしないと。。。

これは「意思」でいうところの「太らないようにしている」
ではなく「わたしは痩せている」と思い続ける事で実際痩せるのだ、ということ

試してみるかな。。。(笑)
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柿の下

2013/10/ 9


  少し早いようにも思われますが、庭蝉は年内の造園工事の受付を終了させていただきました。今年もたくさんのお施主様とのやりとりの中で様々な発見や出会いがあり、エネルギーをいただきながら精進する事ができました。今現在、打ち合わせ中の造園工事は年明けを見越しての設計提案ばかりですが、皆様にご理解をいただきながら、ひとつひとつを推敲し、時間を掛ける事によって産まれる新たな発想が私にもお施主様にもありますもので、無理に調整して年内に!という考えがないのです。私自身、無理をすることによりひとつひとつの作業が薄くなるのが一番怖れるところです。お互いに「待つ」という時間がまた、必ず良い庭景色を作るはずです。なお、来春に向けての造園依頼は随時受け付けております。

 また、新築の際の新規造園工事(駐車場や門柱など含めた)のご依頼はなるべく早めにご連絡をいただけますとよりスムーズに事が運びます。その分でコストダウンやより綿密な打ち合わせもできますので是非早めのご検討をお願いいたします。

    「集中力」 というのはひとつの「力」

    それは筋肉みたいなものなのではないか

    鍛えればいくらでも身に付くし怠れば消えていく

    使いすぎれば筋肉痛にもなるし休めばまた復活する

    そんな気がする

    それをある偉大な植木屋はこう言っていた

    「壊れるまでやらなきゃいけない でも壊れてはいけないのだ」


 その瀬戸際を感じ続けることで鍛わるのが集中力や感受性なんだ

最近のブログ、、、少し理屈っぽいですよね??(笑)
おそらくこれって、そんな「力」の疲労、筋肉痛
夏の集中、休まず秋の造園に入り勝負どころである

そんなとき、柿の木の下で落ち葉を拾い集めると
ホッと一息つく時間を満喫できた
葉っぱ一枚でこれほど簡潔に秋を演出できるのはおそらく柿くらいだろう
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これからです

2013/09/29

 房総半島の真ん中 
 木更津の山の中ではキンモクセイがもう咲いていました


 これから一気に秋一色になってきます
 心の準備はできていますか?なんて。。。

 庭蝉も年末まで突っ走る算段が整ってきました。今から調整しておかないと最後に泣きをみるわけです。

前回のブログで書きました通り、三重県に一ヶ月おりましたが、観光する時間も全くなく毎日過密スケジュールでしたので全て終えたあと、自身へのご褒美として数日間各地を廻りました。元来、放浪や徘徊が好きな私はとりあえず秘境と言われている十津川村「玉置(たまい)神社」まで車を走らせました。あと13キロというところ、台風の影響で道が土砂で塞がり断念か。。。しかし車に積んであった自転車に急遽乗り換え土砂崩れを突破。。。したのは良かったのだが、そこから山道の連続で自転車は反って重い荷物になるだけ。。そこから歩く事2時間半、ようやく辿り着いた玉置の神様は夕方というのもありヒト気がなく、森の中の古い社は清い霊気が満ち満ちている。

   道中大変だったからか、なお清く荘厳な空気を感じることができました。

そのまま山頂まで登り、荒ぐ呼吸を整えながらこの一ヶ月、そしてこの10年、30年を振り返る。無駄な事は何一つなく全てが今の玉置山頂に立っている自分へと繋がっている様に思える。今の山頂の自分が過去の自分をずっとここから見守ってくれていた様にも感じる。行きには重かった自転車だって帰りは本領発揮して下り山道を疾走することができた。この数時間で、ありがとう、と何度呟いていたか分からない。そんな不思議な空気が漂っていた。


帰りに寄った早朝の尾鷲の漁港
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 玉置神社の写真がないのは、あまりにも厳かすぎてカメラは使えませんでした。。。
 スゴい景色や空間ほど写真に収めると陳腐に写ります

ただいま

2013/09/21


    ヒガンバナが咲いています
    アカトンボがあちこち飛んでいます
    一昨日は中秋の名月がキレイでした

 庭蝉は無事 定位置に着地し、と思いきやまた出張の日々が続きます。打ち合わせに行くべきお施主様や工事をお待ちの方々、今しばらくお待ちください。確実に一つ一つ完成させて進んでおりますので。。。
    


 この多忙な時に私は単身 三重県伊勢市に約一ヶ月おりました。
 ブログでは曖昧な抽象的発言で留めていたのは、資格の取得に関わる修行だったからなのです。
 資格取得が目的でしたので取得前の公言は慎まねばなりません。
 落ちたら恥ずかしいですしね。。。


   結論までは少し長くなりますが。。。。。


 私たち植木屋は常に植物や石、生き物たちと接し、持ちつ持たれつの関係です。そんな中で私は彼らに助けられ感謝され微笑まれ励まされ日々を過ごしています。またこれらの表現は決して擬人化したものではなく、そういう世界が日本の植木屋の世界観なのだとも思います。極めて宗教的な価値観だと思います。事実、「庭」の起源を追求していくと世界中の民族に共通して、それはその土地の宗教の起源に行き着きます。本当に不思議な存在意義を持つ「庭」。

 そして私たち日本人には世界に誇れる「神道」という世界観があります。古代の日本人が植物や石、自然現象に何かしらの能力を感じ畏れ敬い祀(まつ)ってきた感覚は、私たち植木屋の世界観に近かったのではないか。そう想い始めて数年経ち、この度、神職資格取得のご縁をいただき、作法や知識に磨きをかけてまいりました。神職資格とは神社でのご奉仕ができる資格です。これからは少しずつですが地元の神社での奉仕も増やしてくことになります。
 そして結果、植木屋としての活動が減るようにも思われますが、それは違います。理由は簡単です。私は「植木屋」として地元の氏神に感謝し奉仕することに意義を求めています。私たち植木屋は植物を育てもしますが、時に殺生もし操りもします。そんな中で感謝し詫びる気持ちを持ち続けること。同じ一つの命として感じ合うこと。そしてその価値観を周りに理解してもらうことが大事なのだと思います。


 こういった深い話はブログなんかでは控えた方が良いかもしれませんし、私の考えが激変し宗教家にでもなったのかと思われるのが非常に危険かとも思います。(汗。。。)そうではありません。。。


 しかしこれは庭蝉始まって以来持ち続け、育んできた庭蝉設立の根幹を少しずつ形にしてきた結果なので、時にはこんなディープな話も公言しなければなりませんが。。あくまで私は今まで通りです(笑)

 ただ 今まで以上に「庭蝉」の存在が私のライフワークにより近づいたのは確かです
 ライフワークとは人生の学び(http://ja.wikipedia.org/wiki/ライフワーク
 産まれてすぐに宛もなく投げたボールを一つ一つ拾い集めていく様な
 宝探しのような人生の最高の遊びです

 よくわかりませんがそんな感じです


 伊勢での最終日
 伊雑宮(いざわのみや)では台風直撃にも関わらずひとつも倒れることなく稲が実っていました
 これこそが日本という国の根源、奇跡の神田でした
 日本の「庭」という言葉の起源のひとつに「斎庭(ゆにわ)」という言葉があります
 それは「田んぼ」を意味していたという説が有力なようです
 初めて日本の古人(いにしえびと)が自然を削り操り稲を育てた
 それを「ゆ(神聖な)」「に(土の)」「わ(場)」と呼んだ
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夜明け前

2013/09/ 8

      少し涼しい日が続いています
      夜の虫声も大きくなってきました
      目の前の田んぼは稲刈りを終え
      今は小鳥たちの遊び場になっています

 疲れが出る頃です。皆様どうぞご自愛を


 関西での修行もいよいよクライマックス
 あと残すところもうあと四日となりました
 

 この一ヶ月間、今までにないくらいの激動の日々を送ってきました。身体は鍛えている方、精神的にも強い方だと自覚していますが、それでも最初の一週間で身も心もボロボロになりかけました。同期で参加している方々はきっともっと大変な思いをしている事でしょう。しかし三週間経ち、気づくとかなりパワーアップしている自分を感じます。皆の目つきも変わってきています。


  こんな感覚はいつかも味わっていました

  大宏園での修行の日々と同じ感覚です

  毎日が戦争で、いつも泥んこヘトヘトでした


  なつかしい 

 庭蝉10年目に神様がくれたものは初心への帰り道でした
 そしてたくさんの出会い、皆の熱き想い、そこから今後の道への視界が拓けてくる
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 そう、東京五輪が決まりましたね
 2020年に向けて、私たちに必要なのは日本人としての確固たる文化の再燃、美意識の高さを世界に理解してもらえる様に今から動き始めていこうと思います。そのためにも、この地に来て頑張った甲斐があったと痛感します。

ではでは


 

今夏は より白く

2013/08/22

    少しブログの更新が空いてしまいました
    残暑見舞い申し上げます

    暑い暑いと言いつつも、あと少しもすると温かさが惜しくなる
    それなら残暑を楽しみましょう!!

 と、、、いう事で、私は今関西の方に来ています。


 今まで自分にとって為になりそうな事を沢山つまみ食いしてきました。
大学時代のアルバイトから大宏園での修行、独立してからの茶道の稽古や禅の修行はどれもその道を極めんとするとこまで行かずにいましたが、それぞれが私にとってはかけがえのない財産になっています。一つの道を究めた人達というのは本当に素晴らしいと思います。しかし私は複数の人生の趣味を重ね合わせてその中で独自の色合いが出たら良いな、と考えるタイプです。

    加法混色 (●)とは光の混色

    RGB (RED GREEN BLUE) の混色です

    黄色い光と青い光とを重ねると白くなる、みたいなものです

    つまりいろんな色の光を混ぜるとどんどん白光に近づいていく


 そんな感じで自分の人生を考えているのです。

 好きで楽しくてたまらないものはできるだけ近くに置いておきたい。それもたくさん。


 漠然とした文章ですみません。

 今私は、一つの集大成として人生の転機、ステップアップをしようとしています。
 これは昨年から思い描いて(ブログでもチラホラ出ていたような。。)望んでいたかたちです。
 今はまだ乗り越えている途中なのでハッキリとは言えませんが、私の人生に必要な最後の大きなツールの様なものです。

 そしてこれは「庭蝉」としては一時的な大きな脱線かもしれません。
ですが、今夏お会いしていた皆様にはちゃんと説明させていただきました。ご迷惑をかけているにも関わらず、ご理解をいただき背中を押してくださいました。こういった数々のご縁をとても有り難く思い今、毎日を過ごしています。
 
 とりあえず今はそんな感じで。。。


 


 9月後半にはまた「庭蝉」を再開フル稼働させていただきます
 それまで関東各地で庭蝉を担いでくれている仲間

 風園    福島君
 小出造園 小田っち
 D GARDEN 小柳君
 その他諸々。。。

 ほんと頼もしい連中です。


                          そして先日、入籍しました
                               皆に守られている
                       だからただひたすらに今は進むのみ
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 (●) ちなみに加法混色の逆の減法混色とは絵の具の混色 いろんな色を混ぜるほど黒に近づいていく

セッション

2013/07/26

  夏も本番中の本番

  現場西側にある森のおかげで2時以降は日陰になり
  山を駆け上がる海からの風に助けられ仕事もはかどっています

 しかし家に帰ると当然ヘトヘトなわけですが、つかの間YouTubeなんかで音楽を聞くのを趣味にしています。植木屋はモノづくりに関わる仕事ですので何かを表現している人にはとても共感が湧きます。そして音楽を奏でる人たちのそれはとてもストレートな表現なのでわかりやすくいつも勉強になります。「庭蝉」の語源もそんな音楽のストレートな表現へのあこがれで生まれたものです。実際になにか楽器が弾けるわけでもなく詳しいわけでもありませんが、、、(笑)

 そんな中でこんなページを見つけました


 これは某有名芸能人の母校でのジャズセッション。即興のシーンです。面白いので音を出してもいい環境で是非ご視聴ください
http://www.youtube.com/watch?v=GnU7AUndh0c


 急に植木屋の話


        庭づくりに関わるとき
        私たち植木屋は幾度かのセッションを繰り返していく

             まずお施主さん

             次に周りの環境

          そして樹木や石等の造園資材

          たまに手伝ってくれる職人達

          完成後の野草や虫や鳥、時間


 そんな中に植木屋としての想いや技術を編み込んでいく
 それはこんなジャズライブの即興に感覚が非常に近いと思う

 この映像を見て、唄っている本人の高揚感が周りに負荷なくストレートに届いている気がするのは私だけではないはず。。。最初は様子をうかがい低トーンで入りながらも溶け込んだ瞬間に一気に自分の世界に持っていく。このエネルギーを私は「打撃力」と言っています。また、たまに横から入る音もしっかりと拾い受けて返す。これを「瞬発力」としています。この2つの力を表現者は即興で出していく。ジャズセッションの世界では当たり前にあるやり取りかもしれないが、ふと、そんな植木屋を知っているな〜なんて思って笑ってしまいました。

 そんな植木屋になりたいと思って
 今月でちょうど10年になります


 ちょうどこんな暑い夏に独立して、屋号を考えながらあてもなくいろんなところをとにかく歩きました。庭を作りたい気持ちを上手く消化できず膨大に空いた時間を歩く事に使いました。自分自分自分、、頭の中はそればかり。そんな中ふと気づいたらどこにいても聞こえてくるのは蝉蝉蝉の声。。。何かが解き放たれたような高揚感があったのを覚えています。森の蝉、川の蝉、朝の蝉、夕の蝉、庭の蝉。。どこでも完全に「夏」の主役です。このセッションの上手さにシビレてしまいました。


   ジャズに名曲はない
   あるのは名演奏である

そんな名演奏を即興で奏でられる蝉のような植木屋になりたいと今でも思っています

 


    あらためまして。。。


             暑中お見舞いもうしあげます

             皆さんにとってはただのウルサい虫の戯言かもしれませんが
             今しばらくご辛抱のほど。。。
                                  庭蝉


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盛夏に舞う

2013/07/ 8

  一気に夏の陽気になりました。

 6月の雨はこれといって仕事に支障をきたすものはなく、順調に工事も進みました
 そしてあっという間に7月になっています。。。先週まで神奈川県の辻堂にて住み込み仕事をしていました。日々盛夏に近づくのを感じながらの作業には緊張感があります。植物を植え替える、もしくは植樹する工事には季節的な向き不向きがあるのです。
なんとか工事を一区切りさせ、今は主に君津市の庭園工事に行っております。


 まあ、暑いは暑いのですが、仕事に集中しているとそれが当たり前の事になっていますのでなんとかやっています。最近はドライ素材の作業着も増えているので上手く使いこなせれば大丈夫!!汗はそりゃ出ますよ、吹き出ます。塩分と水分をしっかり補給してたまに日陰でも休みます。植物同様、身体の維持に必要なものはちゃんとわかっています。

 また暴走してはならぬ!と自身に呼びかけ
 週一回は休日として身体を休めることにしています
 今日はその休日の貴重な一日
 現場に行きたくなる気持ちをグッと抑えて飲み込んでいます
 草引きしたり 小説読んだり 昼寝したり。。。
 慣れないのでどこかぎこちない気もしています


  身体と心のバランスを整えることがより感性の充実につながる


 そんなことを教わったのが2年前の夏

 今になって身体に染み込んできます

 皆さんもくれぐれも熱中症には注意して行動してくださいね


 さて、私はこれから自庭の草引きです!!早朝にやりきれなかった残りを。。。
写真は美容室ラクレの6月の庭です
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高いとこから雨がふる

2013/06/11

ようやくまとまった雨が降りホッとしています

 植物同様、私たちもエネルギーを蓄えるような有り難い雨です

 植木屋の睡眠は雨の日が一番深いのです。。。

 仕事できないからね。。。体が「お休みモード」になるんです

 そこで晴耕雨読と行きたいところですが、、そうも言ってられないことも多々。。。

 話は変わりますが、
 私の中で庭つくりにおける重要な感覚のひとつに「高低差」というのがあります。

 例えば、スカイツリーは高いですよね。600m超えてる。。千葉の最高峰は400mちょっと。。。やっぱりスカイツリーは高いわけです。しかし、600mというのは陸上トラックにして1周半です。近所の道で考えても「すぐそこ」です。

 人間は平面的な距離の知覚より上下の高低差の知覚の方が敏感に発達しているのです。

 以前、拾ったプレーリードッグを保護して飼っていた時がありました。彼らはもともと高低差のない大草原に住んでいるため高さの感覚が非常に鈍く、ペットとしてのプレーリドッグの一番の死因は滑落死だったのです。では人間は??

 人間はもともと森の生き物でした。猿の仲間は一般的に森の中に住んではいますが、種別で微妙に棲み分けをしているようです。これが高低差による棲み分けだったのではないか、と言われています。ブラキエーション(枝から枝へ移る行動)で横には動けるが上下の移動をすると敵が多く通常補食してるものも捕れなくなります。つまり高低差に敏感でないと危険なのです。


     で。。。私が何を言いたかったか。。。。。


 平坦な庭を作るより、高低差を意識させた庭を作る。おそらく高低差に対して敏感なので空間を広いと認識するようになります。芝生も平坦に植えるのではなく、中央をこんもり高くする。目線を遮らない高い位置で葉を茂らせる。ライトアップは葉を照らさずに株元の幹を照らす等等。。高低差をうまく使えばちょっとした狭い場所もきっと良い庭なります。


 これらはあくまで庭蝉の考え方ですので、違う!!というご意見もあるはずです。

 ですのでご参考程度までに。。


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梅雨はありがたい季節です

2013/06/ 4


   梅雨入りしています。とは言いますが、雨は降らず、快適に仕事がはかどっています。

   そしていきなりですが、
   そもそも、この「梅雨入り」が厄介なのです。


 「夏入り」とか「冬あけ」が無いように、梅雨入りなんて意味がないように思います。
 初夏から半夏生にかけて前線の影響で雨や曇りが多い。。これを「梅雨」と言います、程度のことで良いのではないか???

 なにはともあれ、適度な気温と適当な水分のおかげで日本列島の動植物たちは俄然勢いを増していくわけです。剪定や移植作業もこの時期にしておくと良い樹種がたくさんあります。鼻息荒げて俄然勢いづく植物たち、少し根を切られたり枝を落とされても「関係ねえッス!オラまだ育つっス!!」とばかりに前傾姿勢のまま8月までよく成長してくれます。そんな時季の剪定作業は枝先を摘めずに内側で元気のない枝や絡んで邪魔な枝を落とす。株元から出てきた徒長枝を刈る。すると風が抜け毛虫の発生が減り、樹木のアウトラインの大きさを変えないことで影を大きくして日除けや西日対策に対応します。人が快適に暮らすために植物をコントロールしてはいますが、剪定で植物の勢いを抑えているわけではなく、植物がもっと元気になるために余計なものを除く作業でもあると思っています。

   こんな感じで

   造園工事の合間

   つかの間の剪定作業が続き

   満ちた季節の私の体にも

   ちょうど良いのです


 そしていよいよメーターが振り切れる季節が近づいてきました

 遠く曇り空の真ん中でヒバリが騒いでいます
 ジメッとした夕方にホトトギスが鳴いています

 夕風に 早苗過ぎたる田の蛙 気持ちを煽る 押せ押せの声

 あと少し 風季に背中を押されれば もうすぐどこぞで蝉が鳴く

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清風銘月一生

 

野草で遊ぶ身近な庭いじり

2013/05/17


 


   風が薫る季節になりました

   さむいっと感じる日もなくなりましたね

   庭蝉は春の消毒周りです

   毛虫は危険なので早めの対処が必要です

   ついで作業で草引きや剪定もしてきたりして

 そして今日のテーマはこの草引き(除草)です。

 「雑草」というカテゴリの感じ方の違いなんですが、私の目線では全て「野草」です。
しかし、例えば芝生の中に生えてくる野草は抜かなければ芝生がダメになってしまう。路地にドクダミが繁茂してしまうと蚊が増えてしまう。等、人間が暮らしやすくするため、快適に庭を使うために除草をするわけです。これは庭いじりの一環ですので是非皆さんもお休みの日の朝にでも楽しんでいただけたらと思います。実は私も昨年、千葉駅近郊に土地を拝領しまして、プライベートでも週に1度の草引きをしています。購入当初はみんなが憩える庭を作ろう!なんて意気込んでいたんですが、どうも施工が進まない。。。草が生えてくる。。。とりあえず抜いておきましょうか、といった具合で草引きをしてはいますが、これら野草たちの中にも私の好みはあるのです。

ドクダミやヤブガラシ、スギナなどはすぐ抜きます。
サギゴケ、シロツメクサ、カタバミ、オオバコなんかはある程度まで育てて鑑賞しています。
ハハコグサ、チチコグサの類いはシルバーリーフでかなり可愛いです。
タツナミソウなんか見つけたらドキドキしますよ。
昔お気に入りだったハルシオン、ヒメジョオン、アザミはもう飽きましたのですぐ抜いてしまう傾向にあります。
ニガナやヨモギも要らない方。。ススキやイネ科のモノ、アワダチソウ、ノゲシの仲間も即除草です。


     「雑草」
     とは言え
     たくさんの種類があり
     それぞれに立派な名前があります

売り物で並んでいる草花は詳しい人やプロでないと分からない園芸品種が増えています。私たち植木屋も植栽した後に名札を付けてほしいとお願いされることも多いです。しかし野に咲く野草たちは小さな「野草図鑑」にそのほとんどが載っています。小学館とかのポケット図鑑で充分なのです。お子さまたちと図鑑で調べながらの除草、、楽しそうに頑張って庭いじりする子供たちが目に浮かびます。ぜひ皆さんも試してみてはいかがでしょうか?また子供たちは小さな生き物に興味が旺盛です。掘った土から出てくる虫たちにも大興奮でしょう。(注 背抜きのラバーグリップ軍手を使いましょう。蒸れにくく、丈夫で手が汚れません)


 庭蝉のトラックには野草図鑑2冊(春と秋)
 それに野鳥図鑑が1冊、常備されています

 ハハコグサの花 モソモソしていて和みます
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施工例公開2

2013/05/ 8


 今回は剪定工事でお伺いしました千葉市花見川区O邸です

 工事をしていた頃、ご長男が小学6年でしたが、今日久々に会ったらなんと大学生にっ!!
 月日の経つのは早いのだ。。。

 施工例に載せている完成当初と比べても樹木が成長しています。ということで比べてみてください。
 完成後も毎年2回、庭蝉が管理して剪定を続けていたので当初予定していた通りに樹木を作り込んでいます。

 例えばこのモミジ
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 歩くのに邪魔しないよう、飛石に掛からないようにスリムに仕立てていますが、、、
 横を通り過ぎてみると、、、、、

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 本当はこんなに枝が広がっている。
 窓から見る景色には大きなモミジがあるように見せている。

  目隠しで植えたシマトネリコも大きくなり立派ですが、、、

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  これも横から見ると

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 かなり薄く仕立てています。


 ヤマボウシも良い形になってきました
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ぬくぬくしてる

2013/04/29


    もうすっかり初夏の陽気です

     G W は皆さんどう過ごすのでしょう

    庭蝉は今年も変わらずの現場居座りです。。。お客様にはいつもワガママ聞いていただいて申し訳なく
    思います。感謝です。この一番のゴールデンシーズンにゆっくり休む!?休めない休めない。。おそらく
    病気なんだと思います。


     「天気のよい日は庭作りしてないと不安になる病」

           この時期は庭にいた方が気持ちいいですよ、うん。

        ま、お客様の庭、なわけですが。。

     今日は端午の節句にちなんだ「金太郎煎餅」をいただきました(感動)

   数年前のこの時期、お客様に10時のお茶を一服いただいていた時のこと

 そのお宅はバラが大好きで潤いある香りの中での一服は最高!とたくさんのバラを眺めていると、風もないのにバラの花一輪だけが優しく揺れている。え?と思って近づき覗いてみると、、、幾重にも重なった真っ赤なオールドローズの花びらの中で鮮やかな黄色の花粉をまとったクマバチが、それはもう至福の時を過ごしていました。見てはいけないような完全なプライベートタイムっていうようなひと時をぬくぬくしてました。


                そろそろ

                ハチにも気をつけましょう
                ケムシも出始める季節です
                雑草もよく伸びてきてます


                    それら命あるモノたち

                私たちが快適に生活するために
                時には駆除しないといけません

                
                 それもまた自然の恵みの一環
                 感謝して生きていける植木屋
                      でありたいと思います


先日千葉市内のお客様の庭にお伺いしたら
春の楽園でした。

園路を覆うワスレナグサやタイツリソウが膝に擦れて揺れる
お祭りさわぎです
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明日発売の「実例ナチュラルガーデン」ブティック社に庭蝉施工例が9件掲載されます
ブティック社編集長の志村さまには毎度ワガママ聞いていただいてありがたい限りです

       庭蝉は変わらず皆さんにワガママを聞いていただいて

                   ぬくぬくなひと時を満喫しております

                 これからも感謝の気持ちは庭作りで還元してまいります


                                   ではまた

経過報告までに

2013/04/12


   サクラが咲き
   花散らしの大風が吹き
   コブシが散り始め
   サツキが咲き始め


   うわっ フジが咲いてる!?(汗)


  みなさんいかがお過ごしでしょうか
  もう4月も半ば。。。。。
  ようやく春らしくなってきましたね

        庭蝉は毎日 淡々と仕事をしています

        壊れることの美学
        庭と家のバランス
        高低差の感じ方。。

        仕事中にブログに書きたいことがたくさん浮かんできますが。。。

  ちょっと頭の整理がつかないのです。。。
  とりあえず5月GW頃まで突っ走りますので
  それまでしばしお待ちを。。。

           とりあえず楽しく仕事をしていること
           生きていることのご報告まで、ではでは


これは数年前に作ったそば屋「道楽」(西船橋駅徒歩3分)のトイレです
蕎麦も美味しいのでぜひ行ってみてください
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花粉と春の鳥

2013/03/15

   お杉花粉サマが猛威をふるっています。。。
   花粉症の皆さんはどうやり繰りしているのか。。。
   薬はカプセル?錠剤?2回?3回?

 杉の大木の真下で日々仕事中の庭蝉です
 じっとしていると杉の花殻のようなものが頭に積もります(笑)

 


 しかし楽しいのは千葉の自然がまだ多く残る場所なので、野鳥がたくさん見られるのです。エナガ、コゲラ、ヤマガラ、シメ、モズ、ヒヨドリ、メジロ、ウグイス、アカハラ、ツグミ、その他もろもろ。。。春になり冬鳥ジョウビタキはもう見なくなりました。モズもそろそろいなくなるでしょう。キビタキなんかもいそうです。スダジイの大木が何本かあるので夏にはフクロウなんか来るのでしょうね。ここは千葉市稲毛区の天台スポーツセンターの近く。こんな街に近いところでも野鳥たちはイキイキと飛び交っています。この自然をいつまでも残していけることを願うばかりです。

 昨年まで稲毛区天台という閑静な住宅地に住んでいました。自然なんてほとんどないのですが、ある夏の薄暗い夕間詰め、、、電線にカラスが停まっているように見えました。え?こんな時間にカラス?カラスは暗くなる早々に寝床に帰ります。疑問に思い近づいてみると顔が大きい。あ!と思った瞬間、ファッと羽ばたいた羽音が全くしない。。。アオバズクです。我が家の目の前の電線にフクロウがいたなんて鳥肌たちました。フクロウはスダジイなどの常緑樹の樹洞(うろ)に営巣し子育てをします。あのフクロウもおそらくこの現場の自然の中に営巣していたのでしょう。


      鳥話は自然に長くなります。。。。。


 話は変わり、3〜4月の庭蝉ロゴのテーマカラーを温かみのある黄色を中心としています。

 これは大量の杉花粉の色ではありません!(泣笑)


 この時期、実に黄色や白の花を咲かせる樹種がたくさんあります。ロウバイ、レンギョウ、サンシュ、ヤマブキの黄色。ウメ、サクラ、ユキヤナギ、コブシ、モクレン、ミツマタの白。自然界に無駄な意匠は在りません。この色にも種の存続のための意味があるのです。花粉を運ぶ鳥や虫たちが実は色盲で、黄色のみ識別できるようなことを聞いたことがあります。まだ葉のない落葉樹は黄色や白の花びらを持つ事により媒体の生き物たちにアピールしやすくなります。また初夏の頃、青い花が目立ちます。フジやアジサイ、アヤメなどです。それは周りが緑に覆われる時期なので紛れがちな黄色い花粉をより目立たせる補色の青を花びらにしているのではないかと考えてしまいます。あくまで憶測ですが。


 毎朝、愛犬と行く丹後堰公園には湿地エリアがあります。尾瀬のように木製の園路を歩くと鳥たちがびっくりして飛び立ちます。湿生植物の葉がヒョコヒョコと出始めています。ハンノキの大木が古い実を付けたまま芽吹く準備をしています。園内にはオオイヌフグリやオドリコソウがもう咲いています。飛び交うヒヨドリはみなクチバシが黄色い。ツバキの蜜を吸って花粉まみれなんですね。


                  いい季節だな〜〜〜〜〜


                  花粉症でなければ。。。

千倉 金剛院の河津桜が満開でした!
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明日発売の「エクステリア&ガーデン2013春号」に庭蝉の施工例が掲載されます
カリスマ庭師、なんて肩書きが付いています。この薄っぺらい表現に若干滅入りますが
施工例の出来具合には自身があります。立ち読み等で覗いてみてください。


  

春寒でございます

2013/02/25

 まだまだ寒い日が続きますねー

 梅が咲き風が香り 気分は春!!てとこなので春の装いの重ね着を。。。これが動きづらいのです。。

 これも職業病なのか、今さら真冬の服は着ていたくないのです。
 皆さんはいかがですか?


    しかしながら

    日差しは春の強さを纏ってきています
    樹の芽も少しずつ膨らんできています
    仕事の打ち合わせも増えてきています
  

    オフシーズンの緩やかな日々は気持ちがいいですが
    3月からの 忙しさを考えているのもまたワクワクします

 先日、Bunkamuraミュージアムに「白隠展」を見に行ってきました。白隠禅師は江戸中期臨済宗の有名なお坊さんです。面白いのが、禅宗を簡単に理解してもらうために数々のイラストを残したことです。托鉢に行く、と言いお金持ちの檀家に金をせびりに行く「すたすた坊主」のイラストが皮肉たっぷりでかなり可愛かったです。

 と、まあ小学生の感想文的に書きましたが、なぜ私が白隠禅師に興味があったかというと、、、


以前お坊さん紛いの日々を送っていた時にお経を読み上げる朝課で難しい聖典書を覚えていったわけですが、サンスクリット語なのか中国語なのか何やら難しい呪文のようなものを覚えていました。例えば「じんしゅうきゃあじいじんにんしいふしおさしゅうきじんげん。。。。」という感じ。。楽曲のように音で覚えていました。しかしその中でいくつか日本人の作ったものがありました。そのひとつが「白隠禅師座禅和讃」でした。→こちら参照
日本語なので非常に分かりやすくてすぐに覚えられたのです。また当時の私にはとても身にしみる内容でした。お悩みの方は必読を(笑)


 

            梅経寒苦放清香

       うめ かんくをへて せいこうをはなつ


北野天満宮の白梅
今年は遅咲き 私と同じ
そらもうスタート前の競走馬の気分です
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施工例公開

2013/02/25

 施工例の欄で公開していないような工事もアップしていこうかと思い、ブログにて少しずつ載せていこうということになりました。普段、庭蝉は何をしておるのか、結構地味な作業にこそ生き甲斐感じてます。


例えば大工仕事。腐朽したカーポートの柱をすえ換える仕事です。こういうのは一発勝負なので集中力が要です。
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また、以前に施工例で既にアップしている物件だけど、説明が必要なものや、季節限定の景色もアップしていきます。


こちらの写真、どう見えますか?
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ピカソの名作の中に「鳥かご」というタイトルの絵がありまして、鳥かごの中に一羽の鳥が描かれています。しかしそれは背景として部屋の窓が重ねて描かれているので、鳥は外から飛んできて窓枠に停まったのか、鳥かごにいる飼われた鳥なのかわからないのです。タイトルも「鳥」でなく「鳥かご」。。。面白いでしょ!?

今回の施工例。そんな遊び心をヒントにしています。アイアン制の鳥のオブジェは木製窓の中に固定しています。ここの家は白壁が特徴的なので西陽をうけた雑木が白壁に影をつくる。一定の時間になると影の枝に鳥が停まって見えるようにしたのです。ちなみに写真では分かりにくいですが、この木製窓と家壁は1m近く離れています。家の壁もまた立派な背景なのです。


春といえば

2013/02/ 9

 少しずつ温かい日が増えてきています
 もう少しで三寒四温なんて言われる季節です


 皆さん、大丈夫ですか??

 。。。。。花粉。


 私はもう目にきています

 植木屋の花粉症はほんとに致命傷です
 毎年泣きながらの作業です


それはさておき、庭蝉ウェブがリニューアルされてから早一年が経ちました
早いものです。新年の2ヶ月はテーマカラーを緑にしています。めでたい、という
松竹梅も、松が一番、続いて竹、最後が梅なわけです。梅の方が華やかでめでたい
ような気がしてきますが、そうではない。松は一年を通して変わらず緑色をしている
ので昔から「永遠の時」を感じさせ、縁起物の代表になっています。

花が各地で咲き始めたのか、それはロウバイかミツマタか
鳥たちは庭の餌台にあまり来なくなってきています
冬のうちはあんなに頼りにしてもらってたのに。。。


        庭に 花芽に 土に

       空に 風に 動物たちに


          熱を感じます

        そのエネルギーを感じ

       植木屋は背筋を伸ばすのです


  とはいえしばらくは花粉に悩まされる時期が続きます
  皆さんもご自愛を
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今年も始まっています

2013/01/27


 正月も遠い過去 

 大寒も過ぎ一週間も経つと日差しがいくらか強く感じられます
 皆様もお変わりなくお過ごしでしょうか

 遅くなりましたが今年初ブログ。。。今年もよろしくおねがいいたします!

 年明け早々に事務所移転をしまして狭い狭い前事務所(居心地は良かったです)から安い安い一軒家に。
 やはり一軒家は落ち着きます。実は私はかなりのヤドカリ男でして、分けもなく人生で8度の転居をしています。この歳で転居すると、、、もしかして、、なんて言われるのが常なんですが、更新を機に毎度引っ越ししているだけなんですね。。紛らわしくてすみません。そして何と言っても空間演出の勉強として新居では新しい試みをして楽しむのが趣味だったりします。前回の6畳一間の住まいは「狭い空間を如何に快適に演出するか」がテーマでした。壁一面の大棚を作ったり高さを意識させる工夫をしたり、足がぶつかるので足のないテーブル(企業秘密。。)を作りました。そして今回の新居、木戸の磨りガラスに萩の模様、昔ながらの漆喰の押し入れや広い床の間、襖は山水画風のプリントで壁は塗り壁だったりと中々の渋好みです。柱や梁、階段も煤けて味わい深い。あれ?これは何も要らない。。築50年近い古家はもうかなりの完成度でした。前家の大棚はテレビ台とちょっとした机、靴箱等に改造し室内にはできるだけ何も置かないようにしています。この家の持つ味わいを損なってはいけないのです。

  年明け早々キビシい話

 100年保証の住宅なんかが売り文句で聞かれます
 耐震 耐火 耐熱 。。。構造ばかりに技術が磨かれすぎてやしませんか?
 もっと意識的な部分でも保証できるプライドが欲しい
 大事なのは100年後もその家が、愛おしく思われているかどうか


   私は最近のメーカーの住宅では100年もたないと思う
   高層マンションもアヤシいところです。なぜなら、、、

   それは人間が壊すだろうから

         もう、この家古いよ。。なんて言いながら

 
 なんでもない古い一軒家に引っ越してもこんな驚きがあるから、移転は面白いのです
 この家は50年の間、たくさん触れられ拭かれ釘をさされ、改装もしてきたでしょう
 しかしあと50年は保つことは無理です 床は抜け隙間風はあるし防犯的にも厳しい


 今まさに 朽ち果てんとする終焉の美
 森の中で大きな老木の下に寝泊まりしているような安らぎが感じられます
 そんな中 モノグサな私が休みの度に拭き掃除なんかして新しい趣味にしています

冬のつめたい太陽を反射した磨りガラスが良い感じです
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まだまだ寒いですが張り切っていきましょう!!


 

 


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