庭蝉

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高いとこから雨がふる

2013/06/11

ようやくまとまった雨が降りホッとしています

 植物同様、私たちもエネルギーを蓄えるような有り難い雨です

 植木屋の睡眠は雨の日が一番深いのです。。。

 仕事できないからね。。。体が「お休みモード」になるんです

 そこで晴耕雨読と行きたいところですが、、そうも言ってられないことも多々。。。

 話は変わりますが、
 私の中で庭つくりにおける重要な感覚のひとつに「高低差」というのがあります。

 例えば、スカイツリーは高いですよね。600m超えてる。。千葉の最高峰は400mちょっと。。。やっぱりスカイツリーは高いわけです。しかし、600mというのは陸上トラックにして1周半です。近所の道で考えても「すぐそこ」です。

 人間は平面的な距離の知覚より上下の高低差の知覚の方が敏感に発達しているのです。

 以前、拾ったプレーリードッグを保護して飼っていた時がありました。彼らはもともと高低差のない大草原に住んでいるため高さの感覚が非常に鈍く、ペットとしてのプレーリドッグの一番の死因は滑落死だったのです。では人間は??

 人間はもともと森の生き物でした。猿の仲間は一般的に森の中に住んではいますが、種別で微妙に棲み分けをしているようです。これが高低差による棲み分けだったのではないか、と言われています。ブラキエーション(枝から枝へ移る行動)で横には動けるが上下の移動をすると敵が多く通常補食してるものも捕れなくなります。つまり高低差に敏感でないと危険なのです。


     で。。。私が何を言いたかったか。。。。。


 平坦な庭を作るより、高低差を意識させた庭を作る。おそらく高低差に対して敏感なので空間を広いと認識するようになります。芝生も平坦に植えるのではなく、中央をこんもり高くする。目線を遮らない高い位置で葉を茂らせる。ライトアップは葉を照らさずに株元の幹を照らす等等。。高低差をうまく使えばちょっとした狭い場所もきっと良い庭なります。


 これらはあくまで庭蝉の考え方ですので、違う!!というご意見もあるはずです。

 ですのでご参考程度までに。。


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