庭蝉

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庭蝉住研究所(仮)

2020/11/12

      いかがお過ごしでしょうか

 千葉市郊外では安定した気候の中、冬鳥たちがよく鳴いています。この時期は剪定作業で木に登っているとトカゲやバッタが枝に刺さっている時がある。モズのハヤニエという行動です。今年はまだお目にかからず。。。

 さて


 依然としてコロナ禍が継続する最中、あらゆる価値観が覆ろうとしている。それは建築業界でもそうなのかも知れません。今まさに、建築史にも変化が訪れようとしている。というより、変化を起こそうとしている。。。私が。。。


 詳しく説明する前に、前提として話さなければならない事があります。

庭蝉はあくまでこれからも今までと変わらない活動、関係を維持しつつ、関係する同業他社様や建築業者様、ご依頼くださっているお客様に感謝と恩返しをしながら生きていくのが前提であり、ひとつの筋道を通す事につながります。これを根底にご理解いただきながら聞いていただきたいのです。

 この度、建築物を含めた庭の提案を始めました。庭の延長線上で考える家、空間、室内のご提案です。

この発案に至った理由は明確に2つあります。

1つめは、このコロナ禍の中で庭空間がより一層の重要性を帯びてきたことによって、庭的な開放感のある建築を提案できるのではと思ったこと。

これを考えることは割りかし容易で造園屋のほとんどが頭をよぎるのではないか。重要なのは2つめの内容です。

2つめは、現状の日本の建築業界のモノづくりの流れが、あくまで建築家からの入り口がほとんどで、我々造園業界は建築屋さんから話を頂いたり、あるいはお施主様から直接仕事の依頼を受けるにしても、建築屋さんや建築物が既に決まった状態から、その周りの外構や庭園の相談を受けることがほとんどなのです。

  常日頃から私は思っていました

この仕組み骨組みがお施主様にはとてもデメリットが大きく、資金面においても、労力的にも負担増だったのです。それを打破できる仕組みを作りたかった。

つまり簡単に言うと、今よりも安くて分かり易い、「良い住まい」作りが可能になるのです。


 例えばの話です。私がお施主様から依頼を受けて、建築以外は何もない、完成したてのお宅に伺った時のことです。外水栓が建物の脇に1つ付いていて、それをリビング前に移動するのに配管作業が必要になる。また、リビング前には庭に出るためにコンクリート製の靴脱ぎがある。それをウッドデッキに替えるために我々はそのコンクリートを壊したりする。これらは全て、建築計画の最初の時点で造園屋が関われていれば皆無のムダな工事です。そしてそれらは全てお施主様の負担になっています。この手の内容は他にも沢山あるのです。

また別の例えをするならば、私が建築屋さんから造園依頼を頂けた場合、「直接お施主様とやり取りしてください」と言う良心的な業者さんもいます。現状私が取引のある建築業者様は全てそういう関係の中で成り立っています。しかし過去には、私の見積額に建築業者は1〜3割のマージンを乗せお施主様に提示していたりします。このマージンは業界的に基本的には3割なのですが私はそんなバブル期と変わらない様な無駄な上乗せはお客様に掛けたくないと建築屋さんと直談判し、せめて1割にしようと提案しています。叶うところではそうさせていただいてきました。しかし私にとっては、その1割すら無くてもいい。建築屋さんは建築物で儲けがあれば良いのです。そのマージン分を造園に使うことが出来たらどれだけ充実した住まいになるか。


  以上を踏まえ改めてご提案します

庭蝉は庭空間の提案に、建築計画も含めた住まいの提案を始めました。住まいを新しく作る、もしくは作り替える際に1番最初の窓口になる存在、入り口。

ここではこれまで培ってきた、建築業者との繋がりを活かして、お施主様のライフプランに寄り添った建築業者をご紹介する事ができるのです。その際の私の紹介料などは無料です。私はあくまで造園屋なのでそのお宅の庭空間で仕事が出来たらそれで本望なのです。この流れの中では建築と造園の関係は極めてスムーズで明確になるのです。そして、これはあくまでも今まで庭蝉が関わってきた建築業者様との関係とほぼ変わらず、ただ入り口が庭蝉からになるだけです。お客様は好きな建築業者を選ぶ事もできますし、庭蝉にお任せいただければお客様のライフプランにあった建築業者を紹介させていただきます。


 そんな些細な閃きを形にできる空間を選びに選び抜いた、と前回のブログで綴ったわけです。モデルハウス含めたモデルガーデンです。来春完成予定になります。日本人は古来から建築物と外の自然を融和しながら日々の暮らしを営んできました。土間や縁側、土庇(どひさし)などはその例になります。ある時は建物の内部機能を持つ空間が外に出たり、ある時には外の要素が建築内部に取り込まれたり、あらゆる融和が繰り返されている。それは現代的に言えば、建築業者の提案する庭空間があるならば、造園屋が提案する建築物があっても良いと言う事。


大袈裟な事を言えば、中世日本の名作である桂離宮。

その空間構成はほとんど造園に委ねられていて、建築物はその景色の中に完全に包括されている。金額面でも桂離宮は全体の8割以上を造園に使っているというのです。究極を言えばそういう事です。本来ならば、日本の快適な住まい作りには造園と建築がもっと融和をしなくてはいけないと思うのです。


  と、まあ。。。

   ついつい長文書いてしまいましたが。。。
   


        たまにはこんな理詰めの文章を
        ダラダラと書いてみるのもいい


   

建築を含めた
快適な住まい作りを庭蝉はご提案します


庭蝉住研究所(仮)のホームページはただ今構築中ですが、庭蝉ホームページのお問合せよりご連絡くだされば対応させていただきます。


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